- アーティスト名:
- Gideon Kremer
- 曲名:
- All In The Past (Remembering Oskar Strock)
- アルバムタイトル:
- Tracing Astor
- アーティストウェブサイト:
- http://www.kremerata-baltica.com/
(ウェブサイトより): Kremerata Baltica は、著名なバイオリニストのギドン・クレーメルによって1997年に創設された室内オーケストラで、彼はオーケストラの芸術監督兼ソロバイオリニストを務めています。アンサンブルの高い芸術的品質は、個々の音楽家の卓越した才能とクレーメルの革新的なレパートリーへのアプローチの結果です。
- 00:06
- 私たちは、あなたに優しくあることを思い出させたかったのです。それは、自分自身に優しくすることと、パートナーに優しくすることを含みます。では、良い話をしましょう。
- 00:15
- さて、話はこうです。実は昨日、私はクラスを教えていたのですが、そこに一組のカップルがいました。彼らはなかなかのダンサーで、タンゴを踊ったことはなかったのですが、他のダンスは踊ったことがあるようでした。
- 00:25
- そして、私たちはこのステップを見せました。かなり難しいステップです。彼らは完璧にやっていましたが、彼女は「それはデイビッドがやったやり方とまったく同じではなかった」と言って、もっと荒っぽく、リーダーもあまりうまくいかず、彼女はただ悪い点の長いリストを持っていました。そして...
- 00:39
- 全部が全部…いやいや、そうはいかない。すると男は「ああ、君はこうしたいんだな。君が前に言ったことは今まで聞いた中で最も馬鹿げたことだ」と言う。それはかなり極端なことだとわかっている。
- 00:50
- そしてそんなことはしないでください。
- 00:54
- それは何の役にも立たない、ダンスが上手くなるわけでもない、誰も気分が良くなるわけでもない
- 01:02
- つまり、基本的に、実行可能なフィードバックがあれば、多くの場合、人々は「これは間違っています」などと言うのです。
- 01:16
- あるいはもっとひどいのは、「それは愚かだった」
- 01:18
- だから、愚かなことよりも最悪なのは、本当に悪いことを言って、それをまったく修正できないことです。
- 01:23
- 何をどのように変更したいのかに関する情報がありません
- 01:26
- そして、次のレベルの悪さは「あなたは私をめちゃくちゃにしている」です。まあ、それは具体的なものかもしれません。「あなたは私のバランスを崩している」「あなたのすねが私の足を打っている」
- 01:38
- 対処できそうに思えますが、実際にはそうではありません。バランスが崩れた理由や、すねが足に当たった理由がわからないからです。
- 01:46
- これは実際にはまだ有用なフィードバックではありません
- 01:50
- 次のレベルの詳細が役に立ち始めるところです
- 01:55
- そして私は「あなたは私にこんなことをして、私はとても苦しんでいる」と言う代わりに「別のやり方を試してみませんか」と言うでしょう
- 02:06
- 「もしも」とか「どうにかしてここに連れてきたらどうだろう」
- 02:14
- そして、リーダーとして、私は「それを実現するために何ができるだろうか」と言うことができます。そして、彼女に何ができるのかを尋ねることができます。そうすれば、私たちは一緒に、少し違う場所に足を踏み入れる方法を見つけ出し、実験的に、それがよりよいものであるかどうかを確認できます。
- 02:25
- つまり、これはまったく異なる姿勢であり、リーダーとフォロワーの両方が、ダンスを美しい体験にするという共通の目標を持って同じ側にいるという前提に立つものであり、ダンスは本来そうあるべき姿なのです。
- 02:39
- 親切であるという考えは、核となる重要な考えです。
- 02:43
- そしてあなた自身にも、そうです。
- 02:48
- 人は自分自身に対して批判的になりがちですが、教師として私たちは、少しだけ訂正したいのです
- 02:55
- 誰かが何かを非常にうまくやっているが、それをさらに良くするためにほんの少しの変更を加えることができることが分かります。
- 03:02
- そして私たちはこう言います。「あなたは非常にうまくやっていますが、この小さな変化を加えれば、さらに良くなるでしょう。」
- 03:08
- そして彼らは、「ああ、私は優秀ではないことはわかっている、これは絶対に学べないと思っていた、私は絶望的だ、絶対に理解できない」と言います。そして彼らはそれについて自分自身にとても意地悪をしているのです。
- 03:19
- そして彼らはそれを素晴らしい形でやっています!
- 03:22
- つまり、パートナーに優しくすることが本当に重要であるだけでなく、自分自身にも優しくし、自分がしていることは良いことだと認識し、改善すべき点があるときは自分自身を許してあげることが大切だということです。
- 03:33
- 例えば、昨夜午前2時頃、ショーが終わった後、午前2時半だったかな、いや午前2時頃だったかな
- 03:38
- ええ、昨夜はタンゴパーティーがありました
- 03:41
- 私はタンゴ初心者の男性と話していました。彼はダンスを始めて数ヶ月で、このリストを見ていました
- 03:49
- 彼は「うわ、ちょっと言われすぎたな。どうやって立ち上がればいいんだ？どうやって彼女を抱きしめればいいんだ？どうやって…」って感じだった。
- 03:55
- 同時に考えたいことが8つくらいあったので、男の頭は爆発しそうだった
- 04:00
- そうだね、それは優しくないね
- 04:02
- ですから、初心者にとっては、1 つまたは 2 つのことで十分です。それらに取り組んで上達し、次のことに取り組む、それで問題ありません。それが通常のプロセスです。
- 04:09
- そして、私たちが教えているとき、これは本当に興味深いことですが、上級のダンサーが初心者のダンサーと一緒に踊っていることがあります。彼らは心の優しさで、本当に善意で踊っています。
- 04:18
- 彼らは初心者にさまざまなフィードバックを与え始め、「どうすればもっとうまくできるか」などを伝えます。
- 04:24
- 通常、このような初心者を見たら、「この1つをもっとうまくやってください。多くてもこの2つです」と言うでしょう。
- 04:29
- 私たちは、彼らが最も必要としているもの、彼らが行っていることに最も大きな改善をもたらすものを選び、その 1 つのことだけに集中するよう依頼します。
- 04:37
- しかし、上級ダンサーの中には、特定の動きについてあらゆるテクニックを教えた人もいます。彼らは17の細かいことを知っています。タンゴにはたくさんのテクニックがあるからです。
- 04:48
- それは、この 1 つの組み合わせまたはこの 1 つの動きをより良くするものであり、彼らはそれをすべて新しいフォロワーに一度に適用したいのです。
- 04:54
- そうです、かわいそうな人です。だから根本的に、「あなたは私にこれをした」とか「あなたはそれを台無しにした」という対立ではなく、「これを試してみませんか」という協力関係になります
- 05:08
- そうですね、それは非常に異なる力学です。世界があなたを一度に攻撃するのではなく、「私たちは踊って楽しんでいて、私たちはダンスの特定の側面を何らかの特定の方法で改善しようとしている」という体験をしてほしいのです。
- 05:26
- そして最後に、良いことを楽しむことも重要です。つまり、うまくいったときに楽しんだり、この素晴らしいことを学んだという事実を楽しんだりするのです。
- 05:37
- そして、あなたのパートナーのためにも、パートナーと一緒にそれを楽しんでください。「わあ、あなたが今やったことはクール、いや、それ以上だ」
